上咽頭の場所(ここに塩化亜鉛またはルゴール液を擦り付ける)

慢性上咽頭炎~Bスポット(EAT)治療をやりに耳鼻科へ

2022年3月4日副鼻腔炎

副鼻腔炎の手術から約3ヶ月、鼻汁が喉に落ちる後鼻漏が改善しないのでBスポット(EAT)治療を行うために耳鼻科へ行ってきました。Bスポット(EAT)治療の効果は?痛いの?

慢性上咽頭炎の症状


Bスポット療法とは

副鼻腔炎の手術が終わって3ヶ月、鼻の通りは抜群に良くなったのですが、鼻汁が後ろに回る後鼻漏がまだ改善しません。

 

手術を受けた病院の先生曰く、鼻腔や副鼻腔から喉に落ちている感じはないが、上咽頭に若干の炎症がみられるのでBスポット療法をやってみると良いでしょうとのことで、手術前に通っていた耳鼻科へ行ってきました(手術を受けた病院ではBスポットをやっていないので)。

 

Bスポット療法とは、現在は(EAT/上咽頭擦過治療)と呼ばれるもので、読んで字の如く、上咽頭に塩化亜鉛ルゴール液などの殺菌効果のある薬剤を擦りつける療法です(以前読んだ本では”焼く”という表現を使っています)。

上咽頭とはこの部分。

上咽頭の場所(ここに塩化亜鉛またはルゴール液を擦り付ける)
Bスポット療法 – 愛知県東海市の耳鼻科|ふくおか耳鼻咽喉科|耳・鼻・のどに関する治療より~

 

上咽頭はゴミや埃、ウイルスなどをキャッチする第一関門部で、ここで慢性的に炎症が起こると後鼻漏はもちろんさまざまな病気の原因になったりするそうです。

慢性上咽頭炎の症状
健康一番けんいちVol.12より

塩化亜鉛は個人では買えないので、ルゴール液(でも良いらしい)を買って自己流でやってみたのですがこれといった効果がなかったので耳鼻科で塩化亜鉛のBスポット治療をやってもらうことにしました。

ルゴール液と綿棒でBスポット療法に挑戦!

自己流ではBスポットの位置が良くわからなかったので、口から綿棒を入れてかなり上の方までやっていたのですが、実際には本当に”のどちんこ”の裏辺りの浅い部分でした。

 

塩化亜鉛を喉に擦り付けると『炎症がある場合は強い痛みがある』とのことでしたが、全く痛みはありませんでした。また、喉の奥に鉗子を突っ込むのでオエッとなるのかな?と思ったのですが、まったくそんなこともなく、数秒で終わりました。

 

Bスポット療法は週イチ程度の通院で計10回程度行う治療法で、だいたい6回目から効果を実感できるとのことなので、しばらく続けてみたいと思います。

 

鼻から落ちてる?後鼻漏ですが、ファイバースコープで見ていただいたところ、かすかに後鼻漏かなと思われるスジのようなものが確認できた程度で、以前よりはひどくはないみたいですが、この後鼻漏を治したくて手術をしたので何としても治したいです。

 

追記

1度目のBスポットはまるで効果を感じませんでしたが、2度目以降はかなりの効果を実感!2度目は口からだけでなく、鼻からも細い棒を喉めがけて突っ込んでいました(前回同様痛みなし)。

 

やはりBスポットは後鼻漏に効果があるのか?しばらく続けてみたいと思います。

 

副鼻腔炎手術後の経過

それと手術後の経過ですが、まだ若干の傷が治らずに残っているそうで、確かに鼻うがいをすると稀に血の塊のようなものも出てきますので、やはり副鼻腔炎の完治は手術後6ヶ月から1年間は必要みたいですね。

副鼻腔炎の手術後の通院ペース~健康一番けんいちVol.12より~
健康一番けんいちVol.12より

 

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Posted by daily life