副鼻腔イラスト

副鼻腔炎(蓄膿症)の手術を受けました~痛みは?手術費用はどれくらい?医療保険請求の手続きは?

入院編

副鼻腔炎手術『入院編』です。こちらでは入院から全身麻酔下での手術、退院までに起こったこと、感じたことをまとめています。

※副鼻腔炎の手術をするにあたり、様々な方のブログ(体験記)を読みましたが人それぞれ感じ方が違うのだと思いました。例えば手術後痛みがあったと言う人もいれば全く感じなかった人、全身麻酔が辛かったと言う人もいれば全く平気だった人まで本当に様々です。

ここでの体験記はあくまでも私が感じたことであって、決して万人に起こるわけではないと言うことを頭に入れてお読み下さい。もし少しでも恐怖(といっても大した事ないと思いますが)を感じたらな手術前には読まずに、手術後に読んでいただけると幸いです。

 

– 手術1週間前から入院前日まで

手術を1週間後に控え病院に行きました。目的はいつもの鼻の診察と、手術前の疑問点などを先生に質問する事ができました。といっても大した質問はしなかったと思います。

副鼻腔炎は命に関わるような大変な手術ではありませんが、脳や眼球の近くでもありますし、また全身麻酔下で手術を行いますので最悪の事態も想定しておかなければいけません。

副鼻腔炎の手術では以下のような合併症が起こることがあるそうです。

・術中・術後の出血
・出血の程度によって再度全身麻酔下に手術が必要となる場合(2%程度)
・鼻涙管の狭窄、流涙症(3%程度)
・鼻中隔穿孔(5%以下)
・血腫、鞍鼻(鼻の高さが低くなる、3%程度)
・臭覚低下(10%以下)
・口唇、歯、頬部、創部の違和感、しびれ感(5%以下)

副鼻腔炎手術の合併症の危険性~健康一番けんいちVol.12より~
~健康一番けんいちVol.12より~

Tsuneくん

 

副鼻腔炎の手術を決めてから、やっと副鼻腔炎(特に鼻汁が喉にまわる後鼻漏)が治るという嬉しさと、はじめての入院(お泊りに行く感じ)のワクワク感、そして手術の恐怖心などが交互にやってくるとても不思議な気分でしたが、最近のマイブームであるマインドフルネスによる呼吸法で、入院までの不安や恐怖心はほぼなくなりました。

呼吸の大切さ~マインドフルネスで心の健康を手に入れよう

 

– 入院一日目(前泊)

病院へ~9:00

9時前に病院着、PCR検査を受けるためにリハビリ室で待機、8人くらいいたでしょうか。

 

PCR検査~9:15

PCR検査を受けるために別室へ、というか屋外で鼻に綿棒を突っ込まれ再度リハビリ室で待機。検査結果が出るのにおよそ1時間とのことでしたが、2時間待って陰性を確認しようやく病室へ。

病室へ~11:00

病室へ到着

病室へ到着。病室は2人部屋とのことでしたが、なんと私だけの個室貸し切り状態ヽ(=´▽`=)ノ。

病室へ到着・耳鼻科病棟は2人部屋でしたが1人で使えました

YouTube見たり音楽をイヤホンなしで聞いても誰にも文句言われません👍

もちろんWi-Fiも完備されていて、深夜にはDAZNでサッカー⚽W杯予選vsオマーン戦見てしまいました(^^ゞ。>本当は見るつもりなかったのですが起きちゃったので。。。。結果1-0で勝利🎉。

病室はWi-Fi完備でした

話を元に戻すと、担当看護師さんと、麻酔科医さんから説明を受けてちょうどお昼。

 

そうそう、入院用のシューズ👟ですが、脱ぎやすく踵を覆ったものを履いていけばあえて用意する必要ないみたいです。

シューズは結構かさばるので持っていかなくて済むなら持って行かない方が良いですよね。入院時には履きやすく脱ぎやすいシューズを履いていきましょう

※病院によると思いますので要確認。

 

昼食~12:30

病院で出る食事は美味しくないとの噂でしたが、普通に美味しかったです👍

入院初日(昼)の食事

 

耳鼻科外来で診察~15:00

手術前の質問や不安などがあればこの時に聞くことが出来ます。私は鼻が低くなる(鞍鼻)について質問しましたが、特に心配する必要はないとのことでした(退院後にボクシングなどの格闘技でもしない限り)。

 

シャワー~16:00

シャワーをするように指示されました。ボディーソープなどは基本持ち込みですが、使用するのは1日だけなので貸していただけました。

 

足背動脈が確認できず?~17:00

看護師さんが来て足の甲にある足背動脈のチェックをするも確認できないとの事(足の甲にある血管を触ると通常は脈を感じるらしい)。

通常は手術前から手術後しばらくは血栓予防のために弾性ストッキングを履くらしいのですが、私は足背動脈が弱く履かなくて良いということになりました。

弾性ストッキングを履く

どこか体悪いのかな?でも手術は予定通り行うようです。とにかく看護師さん、先生、皆フレンドリーで優しいです。

 

夕食~18:00

夕食も常食でなかなか美味しかったです。

入院初日(夕)の食事

食後は歯磨きをして、歯間ブラシして、鼻うがいして明日に備えます。

 

消灯~22:00

消灯と言っても電気が落ちるわけではないですし、個室なので電気を煌々とつけていても誰にも文句は言われませんがそのうちウトウト、、、で、途中で起きてしまいサッカー見ちゃいましたがよく眠れたと思います。

Tsuneくん

 

入院初日は全く緊張しませんでした。マインドフルネスの呼吸法のおかげか開き直りか?むしろ入院1〜2週間前までの方が不安だったし緊張したかもしれませんね。

– 入院二日目(手術当日)

起床~5:30

一人部屋なので5:30にアラームをセットし起床。午前中(9時)の手術の場合、水分補給出来るのが6時までとの事なのでとりあえず水分補給で数口水を飲んでおきました。

前日の夕食後以降、飲めるのはお水やお茶、またはクリアウォーター(果汁分などが入っていないもの)のみです。

Tsuneくん

 

3時間後に手術が迫ってるのにほぼ緊張なし。 緊張しいの私がなぜ?やはりマインドフルネスの呼吸法?すごい!

鼻汁が溜まってる感じがしたのでサイナスリンスで鼻うがい! 透明のドロッとした鼻汁が出る。

ちなみに入院時に用意するもののなかにあった鼻うがいキット(私は購入済み)は特に使い方の指導もされず、看護師さんも「なんですかそれ?」みたいな感じでした。

ただし術後、再発防止のためには毎日の鼻うがい/鼻洗浄がとても有効とのことなので購入はしておきましょう。私のおすすめはサイナスリンス。

 

体温、血圧、酸素飽和度測定~6:30

酸素飽和度測定

先生が病室に~8:20

執刀医(外来と同じ)の先生が病室まで挨拶に来てくれました。 体調はどうですか?とか不安はないですか?とか聞いてくれる。

 

手術着で待機~8:30

上半身裸で手術着に着替えて待機。不思議と緊張しません。

 

手術室へ~8:45

病室は3階で、2階の手術室まで看護師さんと歩いて移動。

 

– 手術開始~9:00

いよいよ副鼻腔炎の手術です

手術用ベッドに横たわります。下半身は毛布に包んでくれるのですが、ベッドからは温風が出ていてポカポカしていてとても気持ちが良い。

口には酸素マスク、右上腕には血圧計、お腹には心拍計、手には点滴の針。

手術の説明

Tsuneくん

 

全く緊張しません。

「これから点滴に麻酔を入れます」と言われ、直後に手がパンパンに膨らむような感じで少し痛いなぁ~と思ったらその後の記憶なし。。。。。。

 

手術終了~12:00

副鼻腔炎の手術終了
手術室で「終わりましたよ」の声で目覚める。

手術が終わると、看護師さんが病室で私が使っていたベッドを運びこみ、それに載せられて病室に帰ってきたようです。

ガタガタ乗ってる感覚はあったのですが、体が異様にだるくて眠くてよく覚えていません。

 

– 初めての全身麻酔体験

全身麻酔は初めての経験で、手術中の痛み当然皆無ですが、目が覚めてからの数時間は結構辛かったです。

体は目覚めているのに眠くて眠くて仕方がない状況が1~2時間続きます。

看護師さんに何故か「眠い眠い」言ってたのだけは覚えています。術後の痛みは全くありません。

 

それと気管挿管で人工呼吸器のゴム管を付けていた影響か、喉の痛みと痰と咳、声がれが。

全身麻酔下の手術では気管挿管(酸素を肺へ送るために気管に管を通す作業)も必要になります

腕には点滴と、心電図モニター、酸素飽和度を測るモニターなどを付けられ術後の3時間は寝たままで、トイレにもいけません。

おしっこしたくて看護師さんに言ったら尿瓶を渡されて寝たままするようにとの指示されましたが全く出ず、しかたなく我慢>入院中これが一番辛かったかも。

 

トイレへGO!~3:00

3時間経ってようやくトイレOKの指示が出たので点滴スタンドを杖代わりにトイレへ。

めっちゃふらつく。

飲みものは両鼻が詰まっているので飲み込む動作をすると耳にツン&やや出血というパターンの繰り返しですが、前回の鼻血の時ほどガーゼを詰められてないのか?比較的楽。

 

先生が病室へ来てくれました。手術は成功とのこと。

先生曰く「篩骨洞にもポリープが沢山あったので取っちゃいました。それと膿で汚れてたのでしっかり洗浄しておきましたよ」との事。

副鼻腔炎とは

めっちゃありがたい!

パット見、鼻の高さが低くなる鞍鼻も特になさそう。

 

頭痛がはじまる

術後、全身麻酔の眠気とダルさが取れると、今度は頭痛。我慢できない痛みではないですが徐々に酷くなってきます。

食欲もなく、若干の吐き気もあったので夕食は無理かな?と思いつつ、痛み止めのお薬(ロキソニン)をもらって飲んだところ痛みはもちろん、吐き気もなくなり食欲もでました、薬すごい!

Tsuneくん

 

痛みは我慢しないでどんどん言いましょう。

夕食~18:00

手術後(夕)の食事

お粥のようなものが出るのかと思ったら常食でした。

鼻の中には水分で溶けるガーゼ(昆布が主原料とかで飲み込んでしまっても問題ないとのこと)がいっぱい詰めてあって、鼻の穴には蓋の役目の綿球を詰めるのですが、放っておくと綿球が血に染まって保水しなくなるので自分で定期的に交換します

綿球

綿球の血は軽く触っても確認出来ますが、手鏡があると便利だと思いました(私はスマホの自撮りモードで確認)。

口からも血の混じった唾が溜まるので飲まずに専用のビニール袋に吐き出します。

 

点滴~20:00

抗生剤入りの点滴(セファゾリンNa)を追加(予定通り)

セフェム系抗生物質製剤 セファゾリンNa

 

苦しさの峠を越す~21:00

苦しさの峠を越えたのを実感。出血も減り喉の痛みや痰、咳がかなり楽になる。

しかし安心して眠ろうとウトウトすると鼻から漏れるいびき?で起きる、ウトウト、いびきで起きるの繰り返しで結局熟睡できず。

装着していた酸素吸入マスクのブクブクした音と、酸素飽和度のメーターが明るすぎたというのもあったかも。

酸素吸入

酸素飽和度測定

また、この日は夜は栄養剤の入った点滴もずっとしていたので、そのせいか?めっちゃトイレに行きたくて夜間は6~8回くらいいきましたかね?

ソリタ-T3号輸液

言えば睡眠導入剤も貰えたらしいのですが、私は特に必要性は感じませんでした。

理由は手術が終わった達成感と、峠を越えた嬉しさでテンションアゲアゲ状態だったので眠れなくても辛い感じはしませんでした。

眠れないので退院に備え、荷物整理なんかもやっちゃったりして😀

そうこうしているうちに朝に。

 

– 入院三日目(退院日)

起床~6:00

ほぼ寝てないけど起床。

 

頭痛再び~06:45

昨夜ほどではないですが、頭痛がひどくなってきたのでロキソニンを貰い飲みました。

 

採血~7:00

腹減った、昨日残した炊き込みご飯食べたい。

 

朝食~8:00

退院日(朝)の食事

朝食。ここの病院の食事は美味しい。 食パンは温かかったです。

 

点滴~10:00

抗生剤入りの点滴(予定通り)

病室に先生が来てくれて問診。今日退院できそうですか?と聞かれたので「大丈夫です!」と答えるも、実はまだフラつきがあって歩いて帰れるか?とちょっと心配でした(^^ゞ。

※ふらつきの原因は酸素不足? というのも手術以降、今朝までずっと酸素マスクを付けていたのですが、その吸入をやめた途端、苦しくなった感じはなかったのですが、意識的に深呼吸(口呼吸)するようにしたところ、少しずつシャキッとしてきました。

調べたところ、「全身麻酔後は痰がたまりやすくなり、肺炎や、 肺がつぶれた状態になる無気肺といった肺の病気を招いてしまうこともあります」とのことで、意識して大きな呼吸をしたほうが良いらしいです。

 

– 退院(お会計)~11:00

体力の回復を確認後、ちょっと早めに退院ヽ(=´▽`=)ノ>本当は食事後の14:00の予定でした。

お会計の詳細は保険点数でいうと96000点くらいでした。調べてみると1点=10円とのことなので費用は96万円。3割負担だと支払額は28万円ほどだと思われます。

しかし私の場合、高額療養費制度(医療限度額認定証)を申請していたのでさらに安くすみました(支払額はお仕事の年収によって変わります)。

※高額療養費制度(医療限度額認定証)については『入院準備編』を参照して下さい。

 

さらに加入している共済(医療保険)で入院費、手術費も補填できたのでさらに負担減です。

日本の医療制度には感謝しかありません。

 

帰宅~11:30

無事帰宅、やっぱり家が落ち着きます。綿球の交換回数もかなり減ってきました(血が止まってきた)。

気管挿管の副作用で喉の痛みと、咳と痰が少し出るのでこまめな水分補給と、抗炎症作用のあるアズレンのどスプレー(市販)をプッシュ。

次回の診察は4日後。溶け切ってないガーゼを抜く予定です。

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2021年12月22日副鼻腔炎

Posted by Tsune