車中泊をはじめよう!

車中泊の注意点
車中泊を快適に過ごすには、少しだけ工夫が必要です。暑い(寒い)からといってエンジンをかけっぱなしにするのは経済的ではないですし、車にも良くありません。
ガソリンの給油は早めに
普段、街乗りで車を運転する方は、ガソリンの給油ランプ(エンプティーランプ)が付いてから給油・・・という方も多いと思います。しかし車中泊は、車での移動だけでなく、車で過ごす時間が多く、必要以上に燃料を使います。
田舎の観光地のガソリンスタンドの閉店時間は早く、ナビにいくらガソリンスタンドが多く表示されていても、オープンは翌朝の8時から・・・ということも。
ちなみに、給油ランプが点灯してからどれくらいの距離を走れるのか??ですが、目安として高速道路のSA(サービスエリア)間の距離は、最低でも走れるようになっているそうで、通常は40~60kmくらいとのことです。意外と走れるんですね?
もちろん車によっても、高速か市街地かによっても燃費は変わるでしょうが、私の場合、最後の1メモリを切った段階でなるべく入れるようにしています。
楽しい車中泊の途中でガス欠なんて最悪ですよ~。
エンジンは切るのが基本
暑くて(寒くて)辛い・・・という場合を除き、エンジンは切るのが基本です。
本格的な車中泊を楽しむなら、別途サブバッテリーを搭載し、別途エアコンを付けるなどすれば快適になるのは言うまでもありませんが、ちょっとの工夫でどなたでも快適に過ごすことが出来るようになります。
暑い日中の過ごし方
夏場の車中泊は地獄ですが、車中泊グッズを上手く使うことで快適に過ごすことも可能です。最近はポータブルクーラーも安くなりましたよね。
✅日陰を探す;
まずは日陰を探しましょう。日陰と日向では4℃くらい違うようですが、肌に太陽が当たる日向と日陰での体感はもっとあるように感じます。
また、地面がアスファルトとか、土かによっても温度が違うようで、照り返しのあるアスファルトよりは土の上のほうが涼しいようです。
✅窓を開ける;
日陰を見つけたら車を止め窓を開けましょう。窓は一箇所ではなく、風の通りを考えて二箇所以上開けること。虫の侵入が心配な方は、車用の網戸(防虫ネット)を使うのがオススメ。さらに電池式蚊取りなどを点けておくと良いでしょう。
※車用の網戸を使う方も、防犯を考え窓の全開は避けましょう。
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日陰であっても、暑さは窓から伝わるので、サンシェイドやタオル、出来れば遮光・断熱効果のあるカーテンを取り付けることでさらに快適になります。
1BOXなど四角い車は自作でカーテンを取り付けることも可能です。
✅扇風機もあると便利;
車を日陰に停め、窓を開けても涼しくならない場合は扇風機がオススメ。扇風機を回すことで、室内の空気が循環し、かなり涼しくなります。
エンジンを止めた状態だと、電池式の扇風機という選択になると思いますが、電池式の扇風機はモーター音がうるさかったり、壊れやすかったりと、使えるものがほとんどないので、ここは家庭用(100v)の小型扇風機を用意しましょう。
ポータブル電源を使えば、エンジン停止中も100vの扇風機も使えます。
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寒い日中の過ごし方
暑さに比べ、寒さ対策は比較的楽です。日中なら日向に止めれば真冬でも暖かいですし、服を着こめば暖かくなります。
最近はユニクロのヒートテック的なインナーが各社から発売されていますので、下に着込み、上は軽くて暖かいフリースやダウンジャケットを着て過ごすのがオススメ。
雨や曇りの日など、太陽光が期待できない時は、断熱効果のあるカーテンや窓を覆えるサンシェイドも用意しておくと良いでしょう。
サブバッテリーやポータブル電源があれば、電気毛布に包まりながらポットで熱いコーヒーも飲めるので快適ですよ~。
夜間の過ごし方
本格的に眠る夜間も、日中と大差はありませんが、防犯の意味も含め(窓の)目隠しは必須です。
プロレスラーのような大男が寝ているのであればまず襲われることはありませんが、どんな人が寝ているのかが分かってしまうと、特に女性や子供などは襲われる危険性もないとは言えません。
カーテンなどの目隠しと、念のための防犯グッズは積んでおいたほうが良いでしょう。
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冬の車中泊は一酸化炭素中毒に気をつけて
冬には車中泊でスキーに行きたいという方も多いと思いますが、寒いからといってエンジンを掛けて寝てしまうのは非常に危険です。雪が車を覆ってしまうと、排気ガスが車内に充満し一酸化炭素中毒死の可能性もあります。
冬場の車中泊は、とにかく着込んで、毛布と寝袋、車載用ポットがあればお湯を沸かして湯たんぽを寝袋に入れるのもオススメです。
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※寝袋は暖かくて便利ですが、寝返りが打ちにくいので疲労感は翌朝結構残ります。広げると一枚の布団のようになる封筒型タイプの寝袋のほうが車中泊には向いているかもしれません。
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※サブバッテリーやポータブル電源があれば電気毛布を使っても良いでしょう。体に密着させる電気毛布は意外と省エネです。
※マイコン制御の電気毛布など擬似正弦波インバーターでは使えない場合があります。
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