出雲大社と周辺のパワースポット(島根県出雲市)~車中泊の記録

出雲大社(島根県出雲市)

2017年4月7日

出雲大社は、大国主神(おおくにぬしのかみ)をお祀りする神社です。大国主神(おおくにぬしのかみ)は兄や、建速須佐之男に様々な試練を与えられながらも成長し、日本国の基礎をお作りになった神様。

また、大国主神は因幡の白兎をたすけたことから医療の神様として、多くの女性神と結婚し子供をもうけていることから、縁結びの神様、子授の神様、五穀豊穣の神様としても有名です。

因幡の白兎のモニュメント


出雲大社(島根県出雲市)

出雲大社から参道の眺め

出雲大社・拝殿

✅出雲大社:
ウェブサイト;出雲大社ホームページ
住所;〒699-0701 島根県出雲市大社町杵築東195
TEL;0853-53-3100

✅主祭神:

  • 大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)
Tsuneくん

日本人の総氏神天照大御神をお祀りする伊勢神宮と並び称される出雲大社は、大国主神をお祀りする神社です。

縁結びの神様として有名で、恋愛だけでなく、仕事や人間関係などのあらゆるご縁を結んでくれる神様として大人気の神様です。

出雲は、日本各地の神様が集まる地として有名で、(旧暦の)10月を神無月と呼ぶのは、神様が皆出雲の地へ旅立ってしまうからだそう。

※出雲地方は10月を神在月と呼ぶそうです。

出雲大社にはそんな神様がお泊りするホテルもあるんですよ~↓

✅出雲大社 拝殿両脇にある十九社:
出雲大社には神様が集うホテルもあるんです

神在期間中は扉が開かれるそうです。私が行ったのは11月上旬で、旧暦の10月には少し早かったようで残念!

 

出雲大社の参拝方法

参拝の基本は二拝二拍手一拝ですが、出雲大社は二拝四拍手一拝というちょっと変わった参拝方法なのでお間違えのないように。

出雲大社にも他の神社同様、摂社や末社が沢山ありますので時間があるときは同時に参拝しておきましょう。

 

✅出雲大社マップ:
出雲大社マップ

大国主神が祀られている拝殿やご本殿(八足門)を参拝した後は、ご本殿裏手の素鵞の社(そがのやしろ)もお忘れなく。素鵞の社は大国主神の義理の父とか6代前の先祖とも言われる建速須佐之男命が祀られている神社。

✅建速須佐之男命が祀られる素鵞の社:
建速須佐之男命が祀られている素鵞の社

建速須佐之男命が祀られている素鵞の社・説明

✅可愛い因幡の白兎も境内のあちこちにいて癒やされます:
因幡の白兎のモニュメント

素鵞の社から見る出雲大社の本殿
素鵞の社から見る出雲大社の本殿

大国主神は正面(南)ではなく西を向いている??

出雲大社に鎮座する大国主神は、拝殿正面からみて左側(西)を向いているって知っていました??

大国主神は正面(南)ではなく西を向いている??

拝殿参拝のあとは本殿横の参拝も忘れずに。

本殿横での参拝も忘れずに

出雲大社といえば神楽殿の大注連縄が有名です。

出雲大社の神楽殿

大注連縄の長さは約13メートル、重さ5.2トンで、近くで見ると圧巻です!!

出雲大社の神楽殿で使われている大注連縄は長さ約13メートル、重さ5.2トン

 

大国主神の銅像と陽の光が見事なショットが撮れました。

大国主神の銅像

 

出雲大社参拝の後は境外の摂社末社へ

出雲大社境内をゆっくりと参拝したら、境外の摂社末社も参拝しましょう。出雲大社境内以上に重要な?神社が実はたくさんあるのです。

車は出雲大社駐車場に停めたまま、徒歩もしくは自転車(レンタサイクルもおすすめ)での移動をおすすめします。

折りたたみ自転車を積んでおくと移動に便利です。

 

✅命主社(いのちぬしのやしろ):
住所;〒699-0701 島根県出雲市大社町杵築東 命主社

出雲大社から東に歩いて5分ほどのところに位置する命主社。御祭神は神産巣日神(かみむすひのかみ)。

神産巣日神(かみむすひのかみ)は、天地開闢のときに高天原に現れた造化三神の一柱とされていて、後に大国主神が兄神に殺された時に大国主神を生き返らせます。

出雲大社の源とも言える神社です。小さな神社ですが、境内のムクノキがとてもパワーにあふれています。

命主社(いのちぬしのやしろ)

命主社(いのちぬしのやしろ)のムクノキ

 

✅上宮(かみのみや):
住所;〒699-0702 島根県出雲市大社町杵築北2961

出雲大社から西に歩いて10分ほどのところに位置する上宮。御祭神は素戔嗚尊と八百万の神。

神在月(旧暦の10月)には、全国から集った神様たちがこの上宮で、誰と誰を結びつけようか?と縁結びの神議を行うのだとか。小さなお社ですが、良縁を願うなら参拝は必須ですね。

上宮の御祭神は素戔嗚尊と八百万の神

 

✅下宮(しものみや):
住所;〒699-0702 島根県出雲市大社町杵築北 下の宮

上宮のすぐ近くにある下宮。御祭神は天照大御神。いわゆる出雲の神々とは違いますが、皇室の祖先であり、日本人の氏神様でもある天照大御神にもご挨拶。

下宮の御祭神は天照大御神

 

✅稲佐の浜(いなさのはま):
住所;〒699-0702、島根県出雲市大社町杵築北稲佐

上宮、下宮の次に行きたいのは稲佐の浜。旧暦の10月にはこの海岸から神々が出雲の地にやってくるのだとか。

砂浜にポツンとある弁天岩には、神仏習合の頃には七福神の弁天さん(弁財天)が、現在は山幸彦のの奥様で、鮫の化身といわれる豊玉毘古命(トヨタマヒコノミコト)がお祀りされています。

弁天岩には、山幸彦のの奥様で、鮫の化身といわれる豊玉毘古命(トヨタマヒコノミコト)がお祀りされています

弁天岩

 

✅因佐神社(いなさのかみのやしろ):
住所;〒699-0702 島根県出雲市大社町杵築北

因佐神社は、建御雷之命(タケミカズチ)を御祭神とする神社。建御雷之命(タケミカズチ)は茨城県の鹿島神宮の御祭神として有名で、国譲りに抵抗する建御名方神(タケミナカタ)を諏訪の地まで投げ飛ばしてしまったという力自慢の神様。出雲神話になくてはならない神様です。

※投げ飛ばされた建御名方神(タケミナカタ)はのちに諏訪の地にとどまり諏訪大社の御祭神となります。

その他、出雲周辺にはこの他にも様々なスポットが存在します。奉納山公園という小高い丘には出雲阿国を顕彰した塔があります。

奉納山公園・説明

出雲阿国の石碑

出雲阿国(いずもの おくに)とは、安土桃山~江戸前期の女性芸能者で、歌舞伎の元となる”かぶき踊”りを創始したことで知られています。

奉納山公園にある出雲阿国の塔①

奉納山公園にある出雲阿国の塔②

頂上から眺める日本海は絶景です!!

奉納山公園からのぞむ日本海

時間があれば松江周辺にも足を伸ばしたいですね。

 

出雲大社周辺の車中泊スポット

観光スポットだけあって、出雲周辺には様々なインフラが整っています。出雲空港はもちろん、山陰自動車道や松江自動車道など有料道路が出雲大社直前まで伸びているのはありがたい。

✅山陰自動車道:
宍道湖(しんじこ)SA:
住所;〒699-0202 島根県松江市玉湯町湯町 玉湯町湯町1296-5

都心からのアクセスで便利なのは山陰自動車道 宍道湖SA。実際到着前に利用しましたが、広くて、適度に車も停まっていて車中泊におすすめ。出雲大社までは30~40km程度なので、朝までぐっすり熟睡しても1時間弱で到着します。

 

✅松江自動車道:
加茂岩倉パーキングエリア:
住所;島根県雲南市加茂町大崎

松江自動車道からのアクセスだと、加茂岩倉パーキングエリアがおすすめ。夜に行った時は車は1台も停まっていませんでしたが、静かで良かったです。

出雲大社までは約30kmで時間は30~40分程度。

 

✅道の駅:
出雲周辺の道の駅は3つ。

道の駅大社ご縁広場:
住所;〒699-0721 島根県出雲市大社町修理免735-5

出雲大社に一番近いのは、道の駅・大社ご縁広場・吉兆館。簡単な資料館もあり、レンタルサイクルの利用も出来るので、出雲大社周辺を散策したい方はおすすめです。目の前にはコンビニもあるので便利です。

道の駅大社ご縁広場・吉兆館

道の駅大社ご縁広場のレンタルサイクル

自転車のレンタルは1日800円(当時)。

 

✅道の駅 湯の川:
住所;〒699-0501 島根県出雲市斐川町学頭825-2

私も実際利用した道の駅 湯の川。真夜中に到着したのですが、車もそこそこ停まっていて、非常に良い道の駅でした。トイレも綺麗でGood!出雲大社までは約20km。

道の駅湯の川

 

✅道の駅 キララ多伎:
住所;〒699-0902 島根県出雲市多伎町多岐

眼下に広がるオーシャンビューが素晴らしい道の駅キララ多伎。出雲大社までは約18kmですが、このオーシャンビューは是非みておきたい。

食事やおみやげ店も充実しているし、道の駅に車を停めて、砂浜で水遊びするのも楽しいでしょう。

道の駅キララ多伎

道の駅キララ多伎のオーシャンビュー

出雲で買いたいお守り/おみやげ

出雲に行ったら買いたいお守りやおみやげを一部紹介します。

出雲で買いたいお守り/おみやげ

 

✅しあわせの鈴(大):
神棚に付けようと購入。神社や神棚の前で柏手や鈴を鳴らすことで神様を招聘すると言われています。

出雲大社で買った、しあわせの鈴を神棚に取り付けてみました

 

✅美保岐(みほぎ)玉ブレスレット:
白玉(白髪になるほど健康に)、赤球(顔の血色よくいつまでも壮健に)、青球(瑞々しく若返り蘇りますように)という意味の瑪瑙のブレスレット。

 

✅縁結びの糸:
衣服に縫い付けたりして身につけると良縁に恵まれるという紅白の糸。ミサンガを作ってみました。

出雲大社の縁結びの糸でミサンガを編んでみました

✅出雲そば:
神様にお供えしたお酒などをお祭りの後にいただくことを直会(なおらい)といいます。神社に行ったら近くのお店で食事をしたり温泉に入ったりおみやげを買うのも広い意味で直会と言ってよいそうです。神様のパワーをいただくなら直会は必須かも。

出雲といえば出雲そばですね。

 

参拝後は温泉でゆっくり

✅多岐いちじく温泉:
多岐いちじく温泉

帰りはもちろん温泉♨。入浴料は600円だったかな?お食事も出来てのんびり出来ました。

多伎いちじく温泉:
住所;〒699-0901 島根県出雲市多伎町久村654

自宅に神棚を置こう

色々な神社へ行って居ると、ここはパワーが有って雰囲気が良いな~という神社と出会う時があります。それはきっとあなたに合う神社(崇敬神社)です。そんなときは神札を買いましょう。

神札をご自宅にお祀りしたら神社の出来上がり(^^)。

我が家の神棚

神札を買ったら、清潔な場所の目線より高い位置(北側南向きまたは、西側東向き)に、3柱の神様(神札)をお祀りするのが基本で、中央には天照大御神(ほとんどの神社に有ります)の神札、向かって右には地域の氏神様(地域をお守りする神社のことで、わからない場合は各都道府県の神社庁に電話すれば教えてくれます)、左に崇敬する神社(お気に入りの神社)の神札を祀ります(重ねる場合は手前から、天照大御神、氏神様、崇敬する神社の神札の順)。

神札だけでもかまいませんが、できればお水とお米、塩を毎朝交換し、神棚の両脇には榊(さかき)をお供えすれば完璧です。

神棚に入れてあげると神様も喜ぶでしょうね。

神棚はこちらで購入できます

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御朱印帳はこちらで購入できます

旅の記念に御朱印帳はいかがでしょう。

御朱印帳

 

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