
鉄のフライパンで焦げ付きなく調理する方法 – テフロン加工のフライパンはもういらない
鉄のフライパンは焦げ付く、こびりつくなどから敬遠してる方もいると思いますが、ある方法を行うと焦げ付きやこびりつきとは無縁になります。鉄のフライパンの使い方を解説します。
コーティングされたフライパンは健康に悪い?
健康のために鉄のフライパンを購入しました。
テフロンなどコーティングされたフライパンは健康に悪いとか聞きません??本当に健康に悪いのかは賛否があるようですが、テフロン以外のフライパンを問題なく使えるのであれば私は切り替えたい派です。
テフロン加工のフライパンと鉄のフライパン
テフロン加工のフライパンと鉄のフライパンの何が違うのかと言うと、フライパンの表面をテフロンの硬い膜でコーティングしているかどうか。
表面をコーティングすることで、食品がこびりつかなくなる利点があります。
確かにテフロンなどの加工されたフライパンというのは、油をひかなくてもこびりつかないので、健康にも良さそうですが、その反面、加熱しすぎるとコーティングの剥がれにつながるので、野菜炒めなどの高温調理はNGですし、硬いと言われるテフロンの膜もどんなに丁寧に使っても1~2年程度で剥がれてしまいます。
その剥がれた膜はどこ行っちゃってるんでしょう、体内に入ってたとしら怖いですよね((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
テフロン加工はフライパンだけでなく、ポットや炊飯器などにも使われていますが、調理でガシガシやるフライパンは特に気をつけたいです(テフロン加工のフライパンに金属製の調理器具はNGです)。
鉄のフライパンでこびりつかずに調理する方法
だったら鉄のフライパンが良いんじゃない?と思いますが、鉄のフライパンは焦げ付く、こびりつくのが難点で、私も健康のためにと、鉄のフライパンを買ったのは良いのですが、今ひとつ使い方が分かりませんでしたがようやく分かりました(ネットで検索しても意外と載ってない)。
鉄のフライパンがこびりつくのは、フライパンの表面に水分が残っているのが原因とのことで、まずはフライパン表面の水分を飛ばすところからはじめます。
①油を引かずにフライパンを軽く煙が出るくらいまで熱します(水分を飛ばします)。
※テフロン加工のフライパンは煙が出るほどの加熱(空焚き)は厳禁です
②煙が出るところまで熱したら一旦火を止めフライパンを冷まします(ここが重要!!)。
フライパンが指で触っても熱くないくらいまで冷めてから調理スタートです!
③油を入れて、弱火で2~3分熱し、油をなじませます。
※弱火で加熱するのがポイントで、これにより目玉焼きなどを焼いても焦げ付きにくくなります。
油の量の目安
テフロン加工のフライパンの場合、油の量は少なくて済みますが、コーディングのないフライパンの場合、油の量が重要になります。
※野菜炒めなどはこびりつきにくいので油の量は少量でOKですが、チャーハンなどの米類や焼きそばなどの麺類、肉類などの具材は「でんぷんやたんぱく質」により焦げ付きやすいので、油の量は少し多めの大さじ1を目安に調整しましょう。
テフロンのフライパンに比べると少し面倒ですが、この工程を経ることで、こびりつかないフライパンの出来上がりです。
鉄のフライパンは洗剤で洗ってはいけないの?
フライパンを洗剤で洗ってはダメということはないのですが、せっかく油がなじんだフライパンを維持するためには、調理後のまだ暖かいうちに「(金属)たわし」で軽くこすり洗いすることです。こうすることで、フライパンには油の膜が残りますので、再度加熱して乾かすだけでOKです。
しかしどうしても汚れが落ちない場合は、つけ置き洗いや、頑固な汚れの場合は洗剤を使ってゴシゴシ洗ってしまっても大丈夫です。
洗剤により、油が飛んでしまっても、調理前にフライパンを加熱して水分を飛ばすことで、焦げ付かないフライパンは簡単に作ることができます。
ただし、長期間使用しない時は油を塗っておかないと錆びてしまいます。
鉄のフライパンは一生モノ
ということで、鉄のフライパンのこびりつかない方法を紹介しました。
コーティングされたフライパンは、コーティングが剥げてしまえばそれまでですが、鉄のフライパンはコーティングがありませんから使おうと思えば一生使うことが出来ます。
錆が発生したらヤスリで錆を削り落としてしまえば復活しますので、それこそ穴が開くまで何年でも使用可能です。
鉄のフライパンの使い方を覚えるとなんか愛着が湧いてきて、一生使うぞ!と、より大切にしたくなってくるから不思議です。
みなさんも一生モノのフライパンを見つけて下さい、といっても鉄のフライパンは安いので気軽に買えば良いと思います👍
鉄のフライパンはこちらで購入できます
※鉄のフライパンをはじめて使用する場合、錆止めのコーティングを焼き切る空焼きが必要です。詳しくは説明書をお読み下さい。
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