ブログ運営

カテゴリページやタグページはindexすべき?noindexにすべき?WordPressブログの最適解

執筆・監修:
1999年からWebサイト運営を続けるブロガー

ブログ運営をしていると一度は悩むのが、「カテゴリページやタグページをGoogleにインデックスさせるべきか」という問題です。

結論から言うと、一般的なブログであれば「noindex」が妥当というのが私の考えです。その理由を、WordPressの仕様や具体的な例を挙げて解説します。

SEO対策


なぜ「index」の必要がないのか?

WordPressが自動生成するカテゴリページは、多くの場合「記事のタイトルと抜粋が並んでいるだけ」の状態です。これをGoogleの視点で見ると、以下のようなデメリットが生じます。

メリットとデメリット

低品質コンテンツのリスク
他のページにある情報の切り貼りと見なされ、サイト全体の評価を下げる可能性がある。

キーワードの共食い(カニバリズム)
記事内にあるカテゴリの「おすすめ10選」のようなページがある場合、カテゴリページをindexさせていると、その記事と競合してしまい、本来上げたい記事の順位を下げてしまう。

 

わかりやすい比較:Tシャツ販売サイト vs ブログ

「何でもかんでもnoindexにすればいい」わけではありません。インデックスすべきかどうかの基準は、「その一覧ページ自体に価値があるか」です。

Tシャツ販売サイトはデザインで選べるのでカテゴリはindexさせるべき

indexすべき例(Tシャツ販売サイトの場合)
例えば「Tシャツを販売しているサイト」の場合、カテゴリページにはデザイン違いの写真がズラリと並びます。すると、ユーザーの「一覧を見て選びたい」という明確なニーズを満たしますのでインデックスすべきです。

noindexにすべき例(一般的なブログ)
単に記事タイトルが文字で並んでいるだけの一覧は、検索から直接流入してもユーザーの悩みは解決しません。ユーザーが必要なのは「特定の答えが書かれた記事」であり、一覧ページはそのための「サイト内案内板」で十分なのです。

かといって、カテゴリページに詳細な説明文を加えてしまうと、逆に「おすすめ10選」のようなページがある場合、カニバリしてしまうリスクもあります。

▼2019年の記事ですが、Googleのジョン・ミューラー氏は、ECサイトのオーナーに対し、カテゴリページに不要なテキストを追加しないよう警告しています。

カテゴリーページに不要なテキストを追加すると、ユーザーの本来の目的である商品の閲覧と購入という目的を損なう可能性があります。そういう意味では、それは改善とは言えません。

以下はミュラー氏の声明全文です。

「もう一つ考慮すべき点は、ページの目的です。ユーザーの意図は何なのか?カテゴリページに無作為な情報を追加している場合、それは「購入」意図を持つユーザーにとって、依然としてECサイトと言えるのでしょうか?目的を明確にし、焦点を絞り、無闇にテキストを詰め込まないでください。」

Google_ Don’t Blindly Stuff Text into Ecommerce Category Pagesより(機械翻訳済み)~

クロールバジェット(Crawl Budget)の無駄遣いを防ぐ

私が近年愛用しているWordPressテーマはCocoonですが、Cocoonは、新着一覧の2ページ目以降もindex設定です。

記事が増えるたびに、内容が重複した「一覧の2ページ目、3ページ目……」が無限に増えていくのは、Googleのクローラーに無駄な作業をさせる「クロールバジェットの浪費」に繋がります。

Googleロボットイメージ

そこで、カテゴリやタグをnoindexにすることで、無駄をカットし、本当に重要な「記事単体」への巡回を促すことができます。

※Cocoon以前使用していたWordPressテーマ「Luxeritas」は新着の2ページ目以降はnoindexです。

 

ユーザーへの利便性は損なわない

「noindex」にするのはあくまで「検索結果に出さない」という設定だけであり、サイトからページが消えるわけではありません。

ユーザーにとっては、整理されたカテゴリから関連記事を探せる利便性はそのまま残りますので、「人間(ユーザー)には見せるが、検索エンジンには伝えない」という使い分けが妥当という判断で、当運営ブログではタグやカテゴリページはnoindexにするという判断で運用することにしました。

<meta name='robots' content='noindex, follow' />

index/noindexの設定方法

Cocoonなどのテーマの場合、管理画面から一括で設定が可能です。

Cocoon設定 > SEO > headタグに挿入

index/noindexの設定方法(Cocoon)の場合

Cocoonなど、SEOに優れたテーマの場合、1ページ目をindex、2ページ目以降をnoindexにする設定も可能です。

 

まとめ

長年インデックスさせていたものを変更するのは勇気がいりますが、サイトの「情報の密度」を高めるためには有効な手段だとおもいます。

もし、あなたのサイトのカテゴリページが「単なる記事のリスト」になっているのなら、一度noindexにして、本当に評価してほしい記事へパワーを集中させてみてはいかがでしょうか。

 

追記:設定時の注意点

カテゴリページをnoindexにする際は、Googleがその命令を早く読み取れるよう、一時的にXMLサイトマップにはURLを残しておくのがコツです。Googleが認識したことを確認してから、サイトマップからも削除しましょう。

XML Sitemap & Google Newsプラグインのタクソノミーindex設定

※XML Sitemap & Google Newsプラグインの場合

XMLサイトマップイメージ

XMLサイトマップイメージ

SEOに絶対の正解はありませんが、コンテンツの重複を避け、重要な記事に力を集約させるという点では、この運用が最も合理的だと考えています。

 

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